株式会社キャリアデザインセンター様

対話型アンケート調査サービス「HONNE」導入事例

<ご担当者>

IT派遣事業部 登録部 鈴木様

<業務の課題>

効果的な広告戦略の策定と、戦略の自立性向上

<導入前の主な課題>

・マーケティング活動をする上での専門知識・見識の不足

・外部ベンダー依存が高い

・実際のターゲットの声の不足による意思決定の不確かさ

導入の背景・きっかけ

鈴木氏は、長年のシステムエンジニアリングの経験を経て、現在はIT人材の集客業務に従事されています。

SE業務では長年の経験から、経験に基づいて直感的に正解を導き出せていましたが、新たなフィールドでは、顧客のニーズを把握し、それに合わせた広告を打つ為に日々試行錯誤されていました。その過程では、世の中にある統計データや協力ベンダーからのアドバイスを参考に集客の戦略立案から広告の企画を考えるのですが、

戦略がターゲット顧客に本当にマッチしているのか、その効果を正確に評価する手段が不足していることに気付いたそうです。

そこで、これまで行っていた戦略が自社のターゲットに適しているのかいう視点でターゲットの実際の声を聞きたいと考えました。

鈴木氏「自社ターゲットに対して精度の高いアプローチと、広告戦略の具体的な効果測定の必要性を感じており、顧客一人ひとりの詳細な意見や反応を得られる「HONNE」のサービスに魅力を感じました。特に、1件1件の対話による深い洞察の収集が、一般的なアンケートでは得られない価値があると確信しました。


「一般的なアンケ―トデータが自社の顧客にも当てはまっているか不明瞭だったが、これで間違っていなかった!という確信が持てた」 ― 鈴木氏

IT派遣事業部登録部 鈴木 様

鈴木氏「現在、どの派遣会社様も登録者獲得には苦戦しており、特に弊社が主としているIT分野におけるエンジニア獲得は各社しのぎを削っている状況です。従来は根拠となる数値やデータ、ノウハウが社内に不足していることで、広告代理店の提案を言われるがままに受け入れることがほとんどでした。しかし、その一般的なデータは自社の顧客にも当てはまっているのかどうか、このデータを基に集客の戦略立案を行うのが本当に正しいのかという疑問が常にありました。

そこで今回はそういった一般的なデータを元に立てた戦略が、果たして最大の効果を発揮しているのかどうかという視点で効果測定を行ってみようと思いました。アンケートの設問は、よくある「スマホとPCの使用率の割合」や「SNS毎の利用割合」など、ありきたりな設問だけでなく、対話型アンケートならではの、質問の深堀りをする設問まで幅広く用意し、実際に自社の顧客からデータを取得してみようと考えたのです。

結果的に、一般的なアンケートからは得られない、答えの背景にある理由や感情までをデータとして収集することができ、非常に満足しています。今後は、このアンケート結果を元に自信をもって戦略立案を行って結果につなげていきたいと思います。


Q&Aセッション:対話型アンケート「HONNE」の導入についての詳細

上席専務執行役員 川上 様

Q1.「HONNE」を導入する前にどのような調査方法を使用していましたか?

以前は主にオンラインフォームや自動音声アンケートを使用していましたが、これらの方法では得られる回答が非常に限定的で、質問の解釈に幅があるため、深い洞察は難しいと感じていました。

Q2.「HONNE」の導入で具体的にどのような変化がありましたか?

対話型アンケートにより、回答の背景にある理由や感情も理解でき、まさに回答者の本音を引き出すことが出来ました。
これが、具体的かつ実行可能な戦略を練る上で大きな助けとなっています。

Q3.「HONNE」の結果をどのようにサービス改善に活かしたいですか?

「HONNE」の結果を定期的に分析し、顧客の行動や嗜好の変化に応じて広告戦略を柔軟に調整しています。特に、デバイス使用の傾向(PCとスマホの利用割合など)を重視し、それに合わせたコンテンツの最適化を進めています。


「HONNE」がもたらした顕著な変化と成果まとめ

鈴木氏:「直接的な顧客の声の収集が、我々のサービス向上に不可欠な要素となっています。顧客満足度の向上はもちろん、内部チームの意思決定の質も格段に高まりました。」

と「HONNE」を高く評価していただきました。

広告戦略におけるターゲット選定が合致しているかの分析・確認が可能になりました。オンラインアンケート結果に基づく、「推測」に依存した戦略立案から、具体的な証拠に基づき自信を持って立案する戦略へと変わりました。この確信は、社内の意思決定を加速させ、マーケティング効果を向上させる原動力となっていくと思います。

かつては広告代理店などの外部ベンダーに頼りがちだった戦略立案も、「HONNE」を通じて得られる詳細な顧客データを活用することで、社内で完結できる部分が圧倒的に多くなると考えています。これにより、迅速かつ柔軟な意思決定が可能となり、市場の変動に即座に適応する能力が向上すると期待しています。併せて組織全体のナレッジの蓄積と自立を促進しています。

今後は、顧客の傾向を定期的にモニタリングし、得られた洞察をウェブサイトのユーザーインターフェースの改善に活かし、ユーザーエクスペリエンス向上と、サイト訪問者の満足度向上を目指します。